一般質問をおこないました。

昨日は、大田区議会令和8年第3回定例会本会議二日目でした。
午前中は、議長に代わり副議長として本会議の議事進行をおこない、午後は一般質問で登壇しました。

質問内容と答弁は以下の通りです。

1.保育現場の負担軽減と安全対策
❶ 認証保育所の業務負担軽減・運営支援
【質問】 保育園では、災害対応、虐待防止、子ども性暴力防止法対応、アレルギー対応、障害児対応など現場において求められる業務が急増しています。特に個人園や小規模園では、そうした業務の負担は施設長に集中している状況がある。東京都の「保育所等業務負担軽減支援事業」等を活用し、認証保育所等の施設長の負担軽減や運営支援を行うべきでは?
【区の答弁】 認証保育所施設長の負担軽減のため、区が実施している補助制度の対象を見直し、認証保育所でも使えるようにしていきます。
❷ 保育施設における防犯・安全対策(見守りカメラ設置)
【質問】 こども性暴力防止法(日本版DBS)の施行を控え、より高度な安全確保策が求められています。国の設備支援事業を活用し、見守りカメラの設置促進を進めるべきでは?
【区の答弁】 12月のこども性暴力防止法の施行に向けて、国や都の補助制度の動向を注視し、その活用を図っていきます。

2.福祉的課題と新たな支援スキーム
❶ オンライン療育の導入検討
【質問】 障害児支援の待機解消や保護者の負担軽減に向け、ICTを活用した「オンライン療育」の導入を検討すべきでは?
【区の答弁】 こども家庭庁のモデル事業の状況を注視し、支援の選択肢を広げる新たな手段として捉えていきます。
❷ 成年後見業務における「死後事務」サポート体制
【質問】 身寄りのない低所得の高齢者等の死後事務(遺品整理や火葬等)について、社会福祉協議会と連携した公的サポート体制の構築や現場への支援を進めるべきでは?
【区の答弁】 地域や社会福祉協議会等との支援ネットワークをさらに強化し、大田区らしい権利擁護支援体制の充実に向けて検討を進めます。

3.補助金の適正化と文化財支援
❶ 補助金検証制度の根本的見直し(成果重視へ)
【質問】 補助金適正化方針策定から10年が経過しましたが、高率補助や単独補助の増加、支援の長期化といった構造的な課題は未だ解消されていません。形骸化している19の検証項目を見直し、成果(アウトカム)重視・KPI評価など実効性の高い検証・評価の仕組みへ再構築すべきでは?
【区の答弁】 検証シートによる取組のほか、行政評価や予算査定などの経営手法を効果的に活用し、実効性の向上につなげていきます。
❷ 文化財保護奨励金制度の創設・支援拡充
【質問】 「歴史的風致維持向上計画」の認定を機に、国の補助金を活用しながら、継承危機にある区指定文化財への「奨励金制度」創設など支援を拡充すべきでは?
【区の答弁】 まずは、現行制度である「大田区文化財補助金」の利用促進に力を入れていきます。