ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し断固抗議する決議

本日、大田区議会本会議に、自民、公明、共産、令和(維新+無所属)の各会派幹事長及び議会運営委員長の連名で、

「ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し断固抗議する決議」

を提出しました。

提出者を代表し提案理由説明をおこない、決議は全議員の賛成で採択されました。

地方議会が、この問題に対して決議文を出すことについては様々な考えがあるところだと思いますが、住民の代表者の合議体である地方議会が、国際社会と歩調を合わせ、声を上げることは重要との多くの声を頂き行動したものです。

決議文は、以下の通り。

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「ロシア連邦によるウクライナへの軍事侵攻を非難し断固抗議する決議」

 去る2月24日、国際社会の懸命な外交努力にもかかわらず、ロシア連邦はウクライナに対する軍事侵攻を開始した。
 これは独立国に対する力による一方的な現状変更の試みであり、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害する明白な国際法違反であるとともに、国際秩序の根幹を揺るがす行為として断じて容認できず、断固として抗議する。
 幾多の試練を乗り越えながら、不断の努力によって人類が築いてきた信義と公正からなる国際社会の連帯を、このような暴挙によって踏みにじろうとすることは許されない。
 よって、大田区議会はロシア連邦がすべての戦闘を無条件に停止し、軍をウクライナ領内からすみやかに撤退させるよう求めるとともに、当該地域の秩序と安寧が早期に回復されるよう強く訴える。
 以上、決議する。