不登校児者支援の東京シューレ大田を視察しました。

同僚の渡司幸区議のお声がけで、地元、雑色商店街沿いに開校したフリースクール「東京シューレ大田」を神林茂都議と共に視察しました。

東京シューレは、不登校になり居場所を失った児童や生徒等の居場所で、子供たちが自身でプログラムを選択しながら、子供中心の教育を提供する場です。

民間施設でありながらも、在校している小中学校長の裁量により、フリースクールに通った日数を出席人数にカウントできたり、通学定期の運用も行われています。

公的な教育機関ではありませんが、こうした自由な環境の中から、子供たちが自らやりたいことを見つけ、様々な分野で活躍をしています。

不登校児と言っても、それぞれ環境は違い、それぞれ求めているものも違います。

大田区でも、適応指導教室が不登校児の一義的な受け皿となっていますが、それ以外にも、そもそも健康に問題を抱える児童を受け入れる館山さざなみ学校も、ここ数年、不登校の問題を健康課題と共に複合的に抱えて入所している児童も増えてきています。

フリースクールを含め、環境は違うものであり、それぞれの環境に合う児童生徒等も違います。

こうした公的、民間機関の選択肢の幅を広げながら、不登校児が安心して学びを受けられる環境を作っていくことは大切です。

今後、東京シューレをはじめとしたフリースクールとの連携を模索していきます。